
介護保険について
介護保険とは、国民全員が40歳になった月から加入し保険料金を支払い、介護が必要になった方が適切な介護サービスを受けられるように支えるものです。介護が必要な方は費用の一部を負担するだけでさまざまな介護サービスを利用することができます。
介護保険は、どうやって利用するの?
介護保険サービスを利用できるのは、65歳以上の方または、40歳以上65歳未満で加齢が原因で「16特定疾病」に罹患し、要介護状態もしくは要支援状態と認定された方です。 また、市区町村の役所か地域包括センターの介護保険の申請をし、介護が必要だという認定を受ける必要があります。認定を受けるとケアマネジャーがケアプランを立て、さまざまな介護サービスを受けることができます。
要介護認定の手続きの流れ
- 1. 市区町村の担当窓口へ電話
- 2. 要介護認定の申請
- 3. 主治医が意見書を作成し、市区町村の担当者が自宅や病院を訪問して審査
- 4. 要介護度の決定
- 5. 認定結果通知(横浜市では申請より60日以内)
- 6. 要介護・要支援または非該当と認定
要介護度の区分
要支援1 | 生活の中で身の回りの世話の一部に手助けが必要な状態 |
要支援2 | 要支援1の状態から能力が低下し、日常生活で何らかの支援又、部分的な介護が必要となる状態 |
要介護1 | 掃除やみだしなみなどの身の回りの世話に手助けが必要となる状態 |
要介護2 | みだしなみや掃除など身の回りの世話の全般に手助けが必要で立ち上がりや歩行、移動にも支えが必要となる状態 |
要介護3 | 食事や排泄、入浴などに全面的な介助が必要な状態 |
要介護4 | 日常生活全般で能力の低下が見られる。 全面的な介助が必要で、認知力、理解力などにも衰えが見られ問題行動をとることもある状態 |
要介護5 | 全面的な介助が必要で寝たきり状態。 認知力、理解力などに衰えが見られ問題行動をとることもある。意思の伝達が困難なこともある。 |